金子みすゞ関連史跡①を書いたものの、
下関市南部町他 金子みすゞ関連史跡①
②の記事を書かねばと思いつつ、
殆ど唐戸周辺の詩碑巡りになりそうで、
他にみすゞと関連するものといえば、
南部町の旧秋田商会の姉弟のへやや、
金子みすゞ顕彰碑、上山文英堂本店跡地等。
これらはひとまとめになりそうですが、
現在旧秋田商会は保存工事している模様。
南部町関連はこれが終わってからにします。
という事で関連史跡としてはひとつだけ。
最後の写真を撮影した三好写真館跡へ。
今回は下関駅から唐戸まで、
グリーンスローモビリティなるものが、
期間限定で実証実験しているとのこと。
これに車大好きなゆきちゃんを乗せようと、
家族サービスを兼ねて行ってきました。
シーモール下関前にある乗り口。
群馬ナンバーとなっていますので、
群馬からはるばるやって来たのでしょう。
時速19kmしか出せないので、
自走でやって来てはいないでしょうね。
終点は海遊館前ということですが、
実際ははいからっと横丁裏手まで。
そこから子供達と歩いて唐戸へ。
唐戸の灯台に埋められてる隠しハート。
門司港と下関にハートが7つあるらしい。
女の子はこういうの好きですね。
亀山八幡宮下の駐車場辺りに、
三好写真館跡の碑が建てられています。
「三好写真館跡」。
みすゞは放蕩夫に淋病をうつされた他、
詩の投稿や詩人達との文通を禁じらされ、
更には離婚の際に娘の親権も奪われた為、
抗議の服毒自殺を遂げます。
その前日にここにあった写真館で、
自身の最後の姿を撮影。
桜もちを買って家に帰ると、
娘と一緒にお風呂に入って童謡を歌い、
家族らと桜もちを食べて過ごしたという。
さて、
実はもうひとつ唐戸に来た目的があります。
30年程前に進学の為に大阪に出た際、
偶然にも唐戸出身の同級生がおりまして、
コーヒーラーメンなるものが唐戸にあると、
その同級生から聞かされていましたので、
いつか行ってみたいと思っていました。
しかしながらいつの間にか忘れてしまい、
ふと思い出したのはつい最近。
調べるとなんとまだやっているとのこと。
これは行ってみなければと、
家族を連れて行った次第です。
「一寸法師」。
これが知る人ぞ知るコーヒーラーメンの店。
知らないと入るのに勇気がいるかも?
実は家族4人で来たのですが、
嫁さんとみよちゃんは躊躇してしまい、
僕とゆきちゃんだけが入店しました。
※中に入ると古いながらも清潔でした。
確かに油ギトギトの店もありますしね。
「コーヒーラーメン」。
これがコーヒーラーメン。
麺にコーヒーを練り込んであります。
僅かな酸味がコーヒーの味かな?
これが意外に美味い!
イロモノであるだけならば、
30年も絶対続かないでしょう。
「五色ラーメン」。
こちらは五色の麺のラーメン。
ゆず、トマト、カレー、
パセリ、コーヒーで、
それぞれちゃんと味が付いてます。
ゆきちゃんは全種類食べましたが、
ゆずは酸っぱいから嫌い、
カレーが一番美味しいと言ってました。
別の場所でお昼を食べていた2人にも、
意外に綺麗だし美味しかったと伝えると、
今度は行ってみたいとの事。
実は更に七色ラーメンもあるのですが、
おなかいっぱいになりそうでしたので、
五色ラーメンにした次第です。
帰りもグリーンスローモビリティで。
タイトルで金子みすゞ関連史跡といいつつ、
殆どみよゆきとラーメンの話題でしたね。
次は真面目(?)に南部町を巡ってみます。
もう少し先になるとは思いますが・・。
■関連記事■
・山口県長門市 仙崎湊
みすゞが生まれた仙崎の港町。
・下関市南部町 紅屋跡
みすゞの記念碑があります。