高杉晋作ウォーク(長府)①

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下関観光ガイドの会平松資朗さんの案内で、
長府周辺を巡ります。

第4回(記事はこちら/)、
第5回(記事はこちら//)と参加し、
今回も参加させて頂きました。
平松さんの解説は毎回勉強になります。

長府観光会館で集合。
今回は笑山寺功山寺覚苑寺がメイン。


長府観光会館から壇具川をのぼります。
壇具川の由来は神功皇后が三韓征伐の際、
祭事道具を流した事から。


印藤聿生家跡」。
坂本龍馬の親友だったようで、
三吉慎蔵より先に仲良くなったそうです。
龍馬が亀山焼の茶碗と湯のみを送っており、
長府博物館にそれらが現存。


野々村勘九郎宅跡」。
長府報国隊総督で五卿応接係も勤めました。
別の場所に門がありますが、
※記事はこちら
その門はここにあったもの。


長府藩侍屋敷長屋」。
斜め前の小串屋の待合室に、
乃木希典の手紙が展示されていて、
乃木の父は政変で役を追われ、
路頭の迷っているところを、
小串屋の主人が支援したそうです。
向かいの長府製作所記念館(蛍遊苑)は、
家老田代家があった場所で、
敷地に赤穂浪士お堂があったという。
長府藩侍屋敷長屋から見える山は、
仲愛天皇の御殯斂地で宮内庁管轄地。
下関には宮内庁管轄地が4つあり、
ここと阿弥陀寺稜(赤間神宮)、
西市陵墓参考地
そして知らなかったのですが、
専念寺に尊観親王墓があるそうです。


桂弥一旧宅」。
後で行く尊攘堂や万骨堂を建てた人物。
今はカフェになっています。


笑山寺」に到着。
この変わった寺の名前の由来は、
初代藩主毛利秀元の父穂田元清の法名。
ここは長府毛利家の菩提寺の一つ。


2代藩主毛利光廣の五輪墓」。
大きな五輪塔です。
珍しいのは五輪塔の文字が、
梵字ではなく漢字なとこだそうです。
小さい五輪塔が脇にありますが、
これは殉死した家臣のもの。


7代藩主毛利師就の五輪墓」。
これは普通の大きさです。
ちなみにこれらは参拝墓で、
遺骨は入ってないそうです。
笑山寺の他、功山寺、覚苑寺に、
藩主の墓がありますが、
遺骨が入ってるのは覚苑寺だけ。
遺骨がないのは江戸で亡くなっているから。
参勤交代1/2の確立。なるほど。


マッチ王「瀧川辨三の彰功碑」。
粗悪な日本のマッチを改良し、
日本のマッチ王」と呼ばれた人物。
神戸の公共事業にも尽くしており、
滝川中学校も創設しています。
滝川中学校は後に高等学校も作られ、
高校野球の名門となっています。


笑山寺を出て「功山寺」に到着。

次回に続く。
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