長崎県南松浦郡 冷水教会

冷水教会奈摩湾西岸にある教会で、
明治40年に建設された木造建築物
鉄川与助が棟梁として初めて携わり、
現在も現役の教会として聳えています。


冷水教会」。
奈摩湾を見下ろす小高い場所に建つ教会。
煉瓦造り青砂ヶ浦天主堂に対し、
純然なる木造建築です。
内部は撮影禁止だったのですが、
リブ・ヴォールト天井が見事でした。

冷水は五島崩れで迫害を受けた地域で、
迫害を受けた信徒は逃げてしまい、
戻って来ることはなかったという。
その後に近辺や平戸下五島等より、
人々が移住して来たようで、
信徒らは青砂ヶ浦にあった天主堂に、
伝馬船に乗って通っていたという。
※現在の青砂ヶ浦天主堂の前のもの。
その信徒らの為に建てられたもので、
現在の青砂ヶ浦天主堂より3年も前に、
献堂式が行われました。


矢堅目の奇岩」。
教会前の道路より見える矢堅目の奇岩
奈摩湾入り口に聳えています。
[矢堅目]の名は見張台があった事に由来し、
侵入する外敵から[矢で堅めた]とのこと。
夕日に映る姿は絶景のようですが、
曇ってたのでこの日は微妙だったでしょう。

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