久住宿は豊後(肥後)街道の宿場町。
久住は熊本藩領であったようで、
藩営の御茶屋が設置されており、
熊本藩主が参勤の際に宿泊していました。
竹田市久住町周辺。緑の線が街道筋で、
青くぼかした辺りが久住宿跡。
南端より散策。
緩やかな上り坂が真っ直ぐ伸びており、
商店等が現在も営まれています。
「佐藤酒造(株)」。
清酒「久住千羽鶴」の蔵元佐藤酒造。
大正6年の創業ですが建物がユニーク。
酒銘は川端康成の小説から名付けられ、
2代目当主も篤く親交していたとのこと。
「御茶屋跡(竹田市久住支所)」。
久住交差点北側には支所がありますが、
ここには藩営の御茶屋が置かれていました。
熊本を出発した歴代熊本藩主が、
3日目の夜を過ごした場所とのこと。
交差点の右折して県道を少し進み、
田町川手前の分岐を右へ行って旧道へ。
県道から分岐して久住神社の鳥居まで直進。
古い家屋も残っています。
「久住蒸留所」。
ウイスキーを蒸留する久住蒸留所。
元々は造酒屋だったようですが、
その跡地を利用して蒸留所となっています。
宿場は県道と合流する辺りまで。
古い建物は少し残っていました。
■豊後(肥後)街道の宿場町
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豊後(肥後)街道の終点。