嵐電嵯峨駅のすぐ近くにある嵯峨東陵。
98代長慶天皇の御陵とされています。
同地は天龍寺塔頭だった慶寿院の跡で、
長慶天皇に最も所縁深い場所として、
昭和19年に御陵として治定されました。
「嵯峨東陵」。
98代長慶天皇の御陵。
長慶天皇は97代後村上天皇の第一皇子で、
先帝の崩御の伴い住吉行宮で践祚。
室町幕府や北朝に強硬的でしたが、
南朝内で和平派が台頭した事により、
弘和3年(1383)に弟後亀山天皇に譲位し、
落飾して禅宗に帰依したという。
応永元年(1394)に崩御。
明治時代まで非即位説があったようで、
大正期にやっと即位認定されたようです。
「承朝王墓」。
長慶天皇の皇子海門承朝の墓。
落飾して臨済宗夢窓派に属し、
嵯峨慈済院で空谷明応に師事。
宝幢寺、相国寺、南禅寺等の住持を務め、
嘉吉3年(1443)に死去しています。
当時相国寺塔頭鹿苑院の院主でしたが、
突如父を弔う慶寿院へ赴き、
その日の夜半に示寂したという。
●天皇陵
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