松下村塾」タグアーカイブ

「五稜郭を落した男」秋山香乃

連戦連勝の指揮官であった山田顕義
彼が山田市之允と呼ばれていた頃のお話。
物語は吉田松陰久坂玄瑞高杉晋作と、
長州のスターとも言える人物を軸に、
山田市之允の戦いを描きます。

秋山香乃は初めて読みました。
新撰組関連の作品を書かれているようですね。
この作品の… 続きを読む

入江九一

吉田松陰門下の四天王の一人。
入江九一について。

この人は四天王と云われながら、
吉田稔麿と同様に肖像が残されていません。
明13年出版の「近世遺勲高名像伝」に、
微妙な絵が残されているだけ。

四天王の中でも認知度は低い方で、
キリスト教の四大天使でいえば、
ウリエルといったところでしょう
※他はミカエル、ガブリエル、ラファエル。
・・・わかり辛いですね。

この人は四天王の中で一番の年上。… 続きを読む

伊藤博文 ~高杉晋作との関係

伊藤博文について。
千円札(C号券)にもなった初代内閣総理大臣
小説等では高杉晋作舎弟のような印象ですが、
実際はどうだったのでしょう?

伊藤博文は天保12年に、
周防の百姓林十蔵の長男として生まれ、
幼名は利助といいました。
父十蔵が長州藩の中間… 続きを読む