浜田藩」タグアーカイブ

島根県邑智郡 お蓮勘兵衛悲恋の墓

安政4年。
日米和親条約を修補する下田条約が結ばれ、
安政の改革を主導した阿部正弘が死去し、
幕府が将軍継嗣問題でゆれています。
そんな安政4年に浜田藩領内で、
ひとつの悲恋劇がありました。

浜田藩の同心某続きを読む

「浜田城炎ゆ 長州戦争と松平武聰」小寺雅夫

浜田城炎ゆ 長州戦争と松平武聰」という本を読みました。
浜田藩といえば、石州戦争大村益次郎率いる長州勢に攻められ、
城を自焼して退却し、自領が長州藩に占領された悲劇の藩です。

石州戦争は大村益次郎が総司令官として指揮し、
その戦いぶりだけがクローズアップされていますが、
やはり敗者にも物語があります。
筆者の小寺雅夫は、浜田市出身の作家。
浜田に関する本を多く書いておられます。
下関で言えば古川薫続きを読む

島根県浜田市 浜田城跡

年末年始は嫁さんの実家の益田市に行きます。
この際に益田市周辺の史跡を廻るのですが、
今回は益田市のお隣の浜田市に行ってみました。
お目当ては「浜田城跡」です。


浜田城は亀山という丘陵の上にあった平山城
石州戦争で浜田藩は浜田城を自焼させて撤退し、
城内の建物の殆どを焼失させてしまいました。


濱田護国神社」。… 続きを読む

島根県益田市 扇原関門跡

慶応2年に幕府第二次長州征伐を開始。
長州藩領に四方から侵攻します。
小倉口(福岡県)、芸州口(広島県)、
 大島口(周防大島)、石州口(島根県)。

絶体絶命の状況で幕府軍を迎え撃ちますが、
この戦いで長州藩は幕府軍に勝利。
そのひとつである石州口の戦い続きを読む