青山霊園にある三上藩６代遠藤胤城の墓所。


「正三位子爵東胤城之墓(左)」、
「正三位子爵夫人東教子之墓(右)」。
三上藩６代遠藤胤城と正室教子の墓。
５代藩主遠藤胤統の三男に生まれますが、
既に遠藤胤昌が養嫡子となっていた為、
その胤昌の養嫡子となっています。
しかし胤昌は家督相続前に早世した為、
胤統の実子ながら嫡孫となりました。
文久３年に父が隠居した事により、
家督を継いで６代藩主に就任。
慶応２年に陸軍奉行並に任じられ、
翌年には奏者番に就任。
新政府樹立後も佐幕の姿勢を崩さず、
朝敵となって領地を没収されますが、
すぐに許されています。
明治３年に陣屋を吉見に移転し、
吉見藩となっていますが、
廃藩置県で免官となって東京へ移住。
明治１１年に東姓に改めており、
明治１７年に子爵に叙爵されました。
明治４２年、死去。

墓所は青山霊園１種ロ８号１側。

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