瀬川宿は西国街道の4番目の宿場町。
公式には瀬川宿となっていましたが、
宿場は瀬川村と隣接する半町村にあり、
ひとつの集落のようになっていたようです。
箕面市瀬川半町周辺。緑の線が街道筋で、
青でぼかした辺りが瀬川宿跡。
「瀬川宿跡」。
街道筋は住宅地となっており、
江戸期の家屋は見当たりません。
「瀬川宿本陣跡」。
現在のみのお自動車教習所の敷地が本陣跡。
説明板が設置されており、
建物の一部が現存すると書かれていますが、
今はもう残っていないようです。
この本陣の詳細は調べてもよくわからず、
民営なのか藩営なのかも不明。
ただ下記の逸話から民営だったのでしょう。
元々は瀬川本陣だけでしたが、
半町村が隣接して立派な旅舎を建てて、
半町本陣と名乗ったのだという。
こうして2軒の本陣が軒を連ねる事となり、
諸大名も双方に宿泊したとのこと。
公儀はお構いなしなのでしょうか?
まだ起点に近くWブッキングもあり得るので、
仕方なく許可したのかな?
■西国街道の宿場町
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西国街道の終点。