嘉川市宿は西国街道の間宿。
小郡宿と山中宿の間にあって、
宿馬10疋が常備されていたようで、
天下御物送り、荷物搬送を担ったという。
幕末期には70余軒が建ち並び、
年寄と目代これを取り仕切っていました。… 続きを読む
「西国街道」タグアーカイブ
兵庫県姫路市 六騎塚
延元元年(1336)に足利尊氏は、
九州から大軍を率い東上。
これを児嶋範長が迎え撃ちますが、
戦いに敗れて最後には主従6騎となり、
阿弥陀宿の辻堂で自害しました。
※阿弥陀宿は旧山陽道の宿場。
この6騎を弔う為に建立された塚が、
西国街道沿いに建てられています。
「備後守兒嶋君墓」。
6騎の主従が自害した場所で、… 続きを読む
兵庫県加古川市 加古川宿跡
加古川宿は西国街道の宿場町。
加古川の東側に位置しており、
古い宿場町で少なくとも鎌倉時代より、
宿場が存在していたようです。
加古川町寺家町周辺。緑の線が街道筋で、
青くぼかした辺りが加古川宿跡。
「加古川の渡し」。
本来は船着場が状態良く残っていますが、
訪問時は川が増水して水没していました。
往時なら水が引くまで宿場で足止めです。
西側より散策。
「… 続きを読む
下関市赤間町 稲荷町 裏町遊郭跡
下関は壇之浦の戦いのあった地で、
栄華をほこった平家が滅び、
一緒に京から落ち延びた高級女官らが、
平家が滅んだ後に数多く残されました。
宮中で暮らしていたこれら女官達は、
この地で生きる術を持たず、
春を売るより他はありません。
そんな彼女らが春を売ったのが稲荷町で、
彼女らは漁師相手の遊女… 続きを読む
下関市唐戸町 堂崎の渡し場跡
現在の亀山八幡宮の大鳥居前には、
国道9号線が通っていますが、
往時はすぐ海岸線でした。
亀山八幡宮には海参道が設けられ、
巨大な大鳥居も建立されていますが、
そこには堂崎の渡し場があって、
九州への玄関口となっていたとのこと。
但し渡し場は大鳥居前ではなく、
大鳥居より少し東側だったようで、… 続きを読む