元治元年11月4日。
高杉晋作は長州藩から亡命し、
福岡藩の脱藩浪士中村円太の案内の許、
筑前国博多に上陸しました。
晋作が上陸を果たしたのは上鰯町とされ、
上陸したであろう石段があります。
「高杉晋作筑前上陸地(推定)」。
中川沿いにある船着場の石段。
晋作を出迎えたのは石蔵屋の石蔵卯平で、
※中村の他に大庭伝七も同道したという。
対馬府中藩御用の魚問屋の主人でした。
勤皇に篤く志士らを援助した人物で、
晋作はしばらく卯平宅に潜伏した後、
九州の尊攘派に団結を呼びかける為に、
まずは田代の平田大江の許へ向かいました。
現在の石段。
見たところ古いままのものではなく、
綺麗に整備されているようです。
「石蔵商店」。
石段の目の前にある㈱石蔵商店。
はかり等の計測器を取り扱う商社ですが、
石蔵屋との関係は不明で、
HPを確認すると昭和20年創業とのこと。
石蔵卯平との繋がりは不明ですが、
同族であることは間違いないでしょう。
■関連記事■
・福岡県福岡市 正光寺/中村兄弟墓所
同行した中村円太の墓所。
・福岡県福岡市 萬行寺/石倉卯平墓所
勤皇商人石蔵卯平の墓所。
・山口県防府市 桑ノ山墓地/野村望東尼墓所
女流勤皇歌人野村望東尼の墓所。
