栃木県大田原市 大田原宿跡

大田原宿奥州街道の22目の宿場町。
大田原城の城下にありました。


大田原市新富町周辺。緑の線が街道筋で、
青でぼかした辺りが宿場のあった場所。

北側より散策。

旧奥州街道 大田原宿 大久保木戸跡」。
蛇尾橋を渡って右折すると大田原宿入口。
大田原神社のある龍頭公園入口にあります。

街道は湾曲するようにに西に向かい、
少し行くと桝形
更に進んで寺町通りを左折し、
国道461号線まで行って右折します。


金燈籠」。
金燈籠交差点手の西角にある灯籠。
文政2年(1819)に建立され、
道標としても利用されていたという。
当時の者は戦時中に供出されてしまい、
現在のものは昭和54年の再建。
ここは塩原道の追分でもあったようです。


大田原宿跡」。
国道461号線沿いに上町仲町下町
宿場のメインとなっていた通りです。


本陣・問屋・高札場跡」。
本陣を務めた印南家のあった場所。
奥州街道で最大の敷地面積だったという。
説明板のように問屋も兼ねていたようで、
屋敷前には高札場が設置されていました。

街道は神明町交差点で左折。
県道48号線を南下します。

旧奥州道中 大田原宿 新田木戸跡」。
180m程南下した辺りが江戸側の入口。
北側入口と同じような標柱がありました。

戊辰戦争の際に大田原城下は戦場となり、
戦火の被害があった模様ですが、
その被害状況の詳細はわかりません。

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