①/②
前回の続き
「祇園囃子」
十津川郷士浦啓輔が土佐の山本旗郎と共に、水戸藩士住谷寅之介を暗殺します。
師の尊敬する人物を斬る心の葛藤。
名も言わぬ大物達との会見。そして、おしかけ女房。
暗殺後、山本は住谷の子息に仇討ちされる。
これが最後の仇討ち(異説有り)となります。
「土佐の夜雨」
吉田東洋暗殺事件。上士と郷士の軋轢は、対立に発展します
当時の土佐藩の事情と、違う立場の人間の心情が描かれてます。
「逃げの小五郎」
暗殺事件ばかりのこの本ですが、この話は暗殺から逃げ延びた桂小五郎を主人公にしています。逃げて逃げて逃げまくります。
「死んでも死なぬ」
高杉晋作登場です。でも主役は井上聞多です。
でも晋作のかっこいいエピソード満載のお話です。
中でも宇野東桜暗殺のくだりは鳥肌モノです。
お話の最後、聞多はなます斬りにされますが、母と蘭学医のおかげで助かっています。
「彰義隊胸算用」… 続きを読む