東京都渋谷区 祥雲寺/吹上藩有馬家墓所

祥雲寺久留米藩有馬家墓所の隣に、
分家吹上藩有馬家の累代墓があります。


舊野州吹上藩有馬家累代之墓」。
吹上藩有馬家は有馬頼次を祖とし、
※久留米藩初代有馬豊氏の三男。
2代の有馬吉政から紀州徳川家に仕え、
徳川吉宗の将軍就任に伴い幕臣となり、
4代有馬氏倫が加増されて大名となり、
西条藩五井藩を経て吹上藩に転じ、
有馬氏郁が吹上藩初代となっています。
2代有馬氏弘は幼少で藩政を主導出来ず、
家老による藩運営が行われたようで、
その家老に藩費等が横領されたとして、
家臣の一部が東京の藩邸を襲撃し、
家老を殺害するという事件が発生。
氏弘はこの事件の責任で謹慎し、
10日間の閉門を命じられました。
明治9年には義母の有馬鎮に家督を譲り、
有馬家から除籍していますので、
最後の藩主氏弘は墓に入っておらず、
その後の消息は不明のようです。

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