玉祖神社は周防国一宮。
社伝によれば玉祖命が亡くなった際、
社殿を造営して祀った事に始まるという。
日本書紀には景行天皇の熊襲征伐で、
神夏磯媛の一族が神器を捧げ恭順を示し、
※三種の神器のひとつ八尺瓊勾玉。
天皇が玉祖神社で戦勝祈願したとされます。
「一の鳥居」。
山陽自動車道沿いにある一の鳥居。
本来は山陽自動車道沿いというより、
佐波川沿いなのでしょう。
一の鳥居を越えると100m程の参道。
「二の鳥居」。
二の鳥居以降が現在の社域。
訪問時は祝日で国旗が掲揚されていました。
「拝殿」。
主祭神は玉祖命。
岩戸隠れの際に八尺瓊勾玉を作ったとされ、
※古事記の記載のみ。
天孫降臨の際に邇邇芸命に附き従い、
天児屋命、布刀玉命、天宇受売命、
伊斯許理度売命と共に随伴したとされます。
現在の拝殿及び本殿は寛延3年(1750)に、
長州藩6代毛利宗広が再建したもので、
何度か修繕、修築が行われたもの。
「天然記念物 黒柏」。
玉祖神社には黒柏の発祥地碑があり、
境内で放し飼いされていました。
黒柏は日本古来の鶏とされ、
長鳴鶏に属する全身の黒い鶏。
ゆきちゃんが近づいても逃げず、
とっても人に慣れています。
この鶏がとても気に入ったようで、
また連れて来てねって言われました。
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