津山駅前には、箕作阮甫の銅像が建てられています。
実は機関車トーマスが好きな我が息子の為、
「津山まなびの鉄道館」に行こうとしていたのですが、
※扇形機関車庫がある。
訪問した月曜日は定休日。
仕方なく津山駅前にある蒸気機関車を見せようと、
津山駅に行ったわけです。
「箕作阮甫像」。
箕作阮甫は津山藩医の家に生まれますが、
幼くして父や兄を亡くして12歳で家督を相続し、
京都の医師竹中文輔に学びました。
文政6年に参勤交代で江戸詰となり、
蘭医宇田川玄真の門下となって蘭語を学びました。
後に幕府より召しだされ天文台翻訳員となり、
ペリー来航の際には大統領の親書を翻訳。
プチャーチン来航の際は長崎に赴いています。
幕府直轄の洋学研究教育機関蕃書調所の首席教授となり、
幕臣に取り立てられました。
残念ながら我が息子は、
真っ黒な蒸気機関車には興味無かったようで、
僕が箕作阮甫の銅像を訪問できて、
喜んだだけの結果に終わりました(笑)。
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