このブログでこれを話題にするとは、
夢にも思いませんでしたが、
タイトルの銀河烈風バクシンガーは、
昭和57年放送のロボットアニメです。
僕はロボットアニメ全盛期の世代で、
機動戦士ガンダムはもちろんのこと、
その時期に放映されたロボットアニメは、
かじりつくように観ていました。
※当時はアニメの再放送も結構あり、
生まれる前の作品も意外と知っています。
特にプラモデルが好きだったので、
いわゆるガンプラは集めていましたし、
それに続く太陽の牙ダグラムや、
装甲騎兵ボトムズのプラモも、
お小遣いはたいて購入したもの。
上記のガンダム、ダグラム、ボトムズ等、
現在でも知られる作品だけではなく、
当時はもっと沢山制作されており、
低視聴率だと打ち切りになってました。
※ガンダムも放映当時は人気がなく、
全50話が43話に短縮されています。
下関市はその立地的環境から、
テレビチャンネルが他の地域より多く、
※山口側も九州側も受信出来る。
一部でフジテレビ系が映らない事も。
沢山の放送局が受信出来た為、
多くのアニメを観ていたと思います。
そんな環境で育ちましたが、
テレビ東京系は映らなかったようで、
タイトルの銀河烈風バクシンガーは、
観た記憶がありません。
さて前置きが長くなりましたが、
今回このロボットアニメを取り上げたのは、
この銀河烈風バクシンガーのモチーフが、
幕末期の日本だということから。
もちろん絵柄を観るとそんな雰囲気は無く、
その当時の普通のロボットアニメです。
太陽系はバクーフが統治していましたが、
これを外宇宙のメリーカ、エンゲーレス、
ランス等が干渉して統治体制が弱体。
これにロングー、ゴワハンド、トルサ等、
反体制の植民惑星が台頭して混迷します。
そんな状況にディーゴ・近藤は一旗上げる為、
仲間達と共に銀河烈風隊を結成。
彼らがバクーフ総将軍の護衛を務めた事から、
特別警備隊へと編入する事となり、
巨大ロボットバクシンガーを駆って、
反バクーフ勢力と戦います。
バクーフは幕府、メリーカはアメリカ、
エンゲレースはイギリス、ランスはフランス。
そしてロング―は長州、ゴワハンドは薩摩、
トルサは土佐ですね。
もちろんバクシンガーは幕臣から来ています。
これにディーゴ・近藤(近藤勇)が、
銀河烈風隊(新選組)を結成する訳です。
主人公は真幌羽士郎(沖田総司)で、
バクシンガーのメインパイロットにして、
銀河烈風隊の一番隊隊長。
銀河烈風隊の副長ラドクリフ(土方歳三)は、
鉄の規律を定めて違反者を厳しく罰する。
佐馬之介(原田左之助)、サイトー(斎藤一)、
クラ・パチーノ(永倉新八)、カイト(島田魁)、
イノゲン・ローム(井上源三郎)、
カシム・タローン(伊東甲子太郎)
テディ・ベイン(藤堂平助)、
ジューロ・南(山南敬助)、
カルモ・ダクス(芹沢鴨)、
ニイ・ミッキン(新見錦)等、
新選組幹部をモチーフとしたキャラが登場。
シンザーク・ハイム(高杉晋作)、
ケイ・マローン(桂小五郎)等の敵も出ますが、
全部挙げると限がない。
有料になりますがネットで視聴できるらしい。
観てみたいのですがその勇気がない。
るろうに剣心、銀魂などほかのアニメも、
未だちゃんと観た事ないので・・。
観た事が無いクセに色々言えませんが、
昭和57年時点でこんなのを創るのが凄い。
機会があれば観てみたいとは思います。
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