越堀宿は奥州街道の24番目の宿場町。
黒羽藩領だったようです。
那須塩原市越堀/鍋掛周辺。
緑の線が街道筋で、
青でぼかした辺りが越堀宿で、
那賀川を渡れば鍋掛宿でした。
「越堀宿跡」。
寛永12年(1635)に仙台藩の大名行列が、
那珂川の増水で足止めされた為、
仮小屋を建てて水の引くのを待ちました。
その仮小屋を中心に町が開け、
やがて正式な宿場となったようです。
越堀宿には本陣と脇本陣が1軒ずつ、
旅籠が10軒程度あったとのこと。
残念ながら明治期に大火があったようで、
宿場時代の面影は残されいません。
「此の地 奥州街道越堀宿 桝形の地」碑。
北東端の自治公民館の辺りにあります。
近くの道は曲がってはいますが、
桝形という程ではありません。
近年に改変されているのでしょう。
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