芦野宿は奥州街道の25番目の宿場町。
下野国最北の宿場であった為に、
大変な賑わいを魅せていたという。
交代寄合蘆野家領であったようです。
那須町芦野周辺。緑の線が街道筋で、
青でぼかした辺りが宿場のあった場所。
北側より散策。
「芦野宿跡(新町)」。
国道294号線より奈良川を渡ると芦野宿。
北側の新町はそれ程見るへきものは無し。
「枡形(北側)」。
新町と仲町を繋ぐ桝形。
「芦野宿跡(仲町)」。
芦野宿の主要部で本陣や脇本陣、
問屋場、高札場が置かれていました。
現在もその面影を残しており、
家々には常夜灯風のオブジェが設置され、
かつての屋号が表示されています。
「本陣跡(石の美術館 STONE PLAZA)」。
本陣があった場所は美術館となっています。
本陣は誰が務めたのかよくわかりません。
領主蘆野家が経営した御茶屋だったのかも?
「奥州街道 芦野宿」碑。
仲町中央付近にある跡碑。
ここは問屋場のあった辺り。
「そば処 芭蕉庵」。
脇本陣を務めた柳屋があった場所で、
現在はそば屋となっています。
「枡形(南側)」。
南下すると道は三叉路となり、
街道筋は右側の脇道。
そこに入るとすぐに桝形が現れます。
「芦野宿跡(川原町)」。
桝形の南側が川原町。
それ程長くない通りを南下すると、
街道は右に曲がって再び奈良川を渡ります。
芦野宿は幕末には旅籠が42軒、
雑貨店が13軒もあったという。
■奥州街道の宿場町
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