指宿麓は薩摩半島南部にあった小規模の外城。
延享元年(1744)に今和泉郷が新設され、
その管轄地が少なくなっており、
江戸末期には西方村の一部、東方村、十町村、
十二町村がその範囲となっています。
「指宿御仮屋跡」。
指宿地頭仮屋跡は指宿北郵便局と、
外城市公民館の敷地。
公民館前に石垣が遺構として現存。
他の麓に比べ武家屋敷は少ないようですが、
国道226号線沿いに古い商家が残っています。
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