新幹線で出張に行く度に、
文庫本を買って読みます。
今回読んだのは、
「狙うて候 銃豪村田経芳の生涯」。
物語は村田経芳の生い立ちより。
薩摩郷士として生まれて銃と出会い、
政変に翻弄されながら生涯を銃と共に歩み、
お由良騒動や薩英戦争、戊辰戦争、
そして西南戦争に参加します。
射撃の名手であり、銃砲隊の指揮官。
そして常に研究を重ねる技術者。
一風変わった薩摩隼人の生涯が纏められ、
少し厚めな文庫本ながらわかりやすく、
スラスラと読めました。
面白い小説でオススメです!
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