日向街道の高鍋宿は高鍋城下にあり、
街道はその城下町を縦断していました。
児湯郡高鍋町周辺。緑の線が街道筋で、
青くぼかした辺りが高鍋宿跡。
富田川を渡り南側から散策。
「高鍋宿跡(十日町)」。
所々に古い商家が残る街道筋。
写真辺りは十日町と呼ばれたようで、
毎月10日に市が開かれたとのこと。
「小澤治三郎邸」。
最後の連合艦隊司令長官小澤治三郎の生家。
元高鍋藩士小沢寅太郎宅であった建物で、
治三郎は明治19年に生まれたようです。
現在は宿泊施設になっている模様。
江戸期の建物ではないようですが、
古い建物の保存事業が進んでいる様子。
とても良い事ですね。
「高鍋宿跡(本町一番商店街)」。
中央通りを越えると本町一番商店街。
飲み屋がちらほら見受けられますので、
この辺りが宿場のメインだったのかも?
古い家屋は見当たりません。
「高鍋宿跡(立花商店街)」。
更に進むと立花商店街。
店舗はあるようですが閉まっています。
訪問時がGWだったせいかも?
「黒木本店」。
立花商店街沿いの一際目だつ黒木本店。
あの高級麦焼酎百年の孤独の蔵元です。
百年の孤独はウイスキー同様に、
蒸留したものを樽で熟成させており、
焼酎ながら琥珀色で香り高い風味が特徴。
酒名はG.G.マルケスの小説からですが、
読んだ事はありません。
■日向街道の宿場町
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