江戸橋は志登茂川に架かる橋で、
最初の橋が架けられた時期は不明ですが、
江戸期に3度架け替えが行われたようです。
志登茂川は津藩領と紀州藩領の境で、
津藩藤堂家が参勤する際には、
この橋の西詰めまで見送りが行われ、
江戸への旅路の第一歩となる事から、
江戸橋と名付けられたとのこと。
「江戸橋」。
現在の橋は令和元年に架け替えられ、
市民らの通勤通学に利用されています。
江戸時代より多くの旅人が往来し、
現在も多くの人々に利用される橋で、
架け替え前の橋は欄干が木製で、
橋脚はコンクリート製ながらも、
風情のある橋だったようですが、
現在はごく普通の橋となっています。
「江戸橋常夜燈」。
江戸橋の西詰めにある常夜燈。
ここは伊勢街道と伊勢別街道の合流地点で、
旅人や見送りの人々が集まり、
かなりの賑わいがあったようです。
■伊勢街道/別街道/本街道の宿場町
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