阿久根宿は薩摩街道の宿場町。
平安時代末期には英祢院と称されたようで、
院司に任命された英祢氏が治めていました。
後の15世紀頃には阿久根に変化したという。
阿久根市本町/浜町/琴平町周辺。
緑の線が薩摩街道で、
青でぼかした辺りが阿久根宿跡。
「阿久根宿跡」。
街道筋には面影は皆無で、
古い建物は殆ど見当たりません。
江戸時代以前は海外貿易も行われ、
ポルトガル船等が寄港していたという。
鎖国後は宿場町へと変化していますが、
国内貿易や漁業も行われたようで、
賑わいを魅せていたとのこと。
■薩摩街道の宿場町
■関連記事■
・鹿児島県出水市 出水宿跡
薩摩街道の17番目の宿場跡。
・鹿児島県出水市 米ノ津宿跡
積出港として賑わった港町兼宿場。
・熊本県水俣市 陳町宿跡
薩摩街道の16番目の宿場跡。