善福寺にある野村素軒(素介)の墓。
善福寺には既に訪問済みですが、
「長州三筆」のひとり野村素軒の墓所と知り、
再度訪問致しました。
「野邨氏歴統墓(右)」、
「野邨氏枝葉墓(左)」。
野村家歴代の墓とその一族の墓。
歴統墓に野村素軒が入っているようです。
素介は長州藩士有地留之助の次男で、
藩校明倫館や江戸の有備館で学んだ他、
儒学者塩谷宕陰に儒学や史学を、
書家小島成斎から書道を学びました。
文久3年に同藩士野村正名の養子となり、
慶応2年に野村家の家督を相続。
幕長戦争では前原一誠と共に、
小倉藩との講和談判を担当しています。
明治2年には山口藩大参事となり、
廃藩後の明治4年には欧州諸国を視察。
翌年の帰国後は文部大丞等の大役を歴任し、
明治23年の貴族院発足後は、
勅選議員に任命されました。
書家としての才能にも秀でており、
日本書道会幹事長、書道奨励会会頭、
選書奨励会審査長等に就任。
杉聴雨、長三洲と共に「長州三筆」と呼ばれ、
全国各地の石碑に筆跡を残しています。
昭和2年、86歳で死去。
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