楢崎弥八郎は甲子殉難十一烈士のひとり。
東光寺に彼らの墓がありますが、
遺体は善福寺に埋葬されたようです。


「楢崎家先祖合葬墓」。
大組楢崎家の合葬墓。
弥八郎の楢崎家は大組士でしたが、
同じく大組士の楢崎頼三とは別家。
※白虎隊士飯沼定吉を養育した。
江戸で安積艮斎や大橋訥庵に学び、
久坂玄瑞らと長井雅楽の排除を図る等、
尊皇攘夷派急先鋒として活躍。
文久3年には政務座役を務め、
四国連合艦隊との交渉にも参加しますが、
俗論党が藩の実権を握ると捕らえられ、
元治元年12月19日に処刑されました。
高杉晋作は俗論党台頭に危険を感じ、
同年10月23日に萩を脱出しており、
その際に弥八郎も誘っていますが、
弥八郎はこれに同意しなかった為、
捕らえられてしまったようです。

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