漫画」タグアーカイブ

「ばくだん!~幕末男子~」加瀬あつし

カメレオンというヤンキー漫画があった。
チンチクリンでヘタレな主人公が、
高校でヤンキーとしてデビューし、
強運とハッタリでピンチを切り抜け、
勝手にカリスマヤンキーとなっていく話。

主人公ヤザワはゲスでヘタレなのですが、
名のある不良らと対立しながらも、
強運とハッタリで相手が屈服してしまう。
単純にギャグ漫画として面白い作品でした。


さて、この「ばくだん!~幕末男子~」は、
そのカメレオンの作者… 続きを読む

「合葬」杉浦日向子


以前より気にはなっていたのですが、
彰義隊を描いたマンガ[合葬]を読みました。
つい最近映画化されましたね。
作者は江戸風俗研究家の杉浦日向子
既に若くして亡くなられているそうです。

3人の無名の若者の視点で描かれており、
それぞれ別の理由で彰義隊と関わりますが、
幕末の大事なキーワードである尊皇攘夷や、
佐幕外国の脅威など、
若者達には関係ないように感じられます。… 続きを読む

「陽だまりの樹」手塚治虫

高校生の時に集めたマンガ「陽だまりの樹」。
実家の奥から引っ張り出しました。
当時は幕末史にそれ程興味がなかったのですが、
同じく手塚治虫の「アドルフの告ぐ」に感動し、
手塚の漫画を集めた記憶があります。


この「陽だまりの樹」の主人公は二人。
伊武谷万二郎手塚良仙良庵)。
ちなみに手塚良仙は手塚治虫の曽祖父。
伊武谷万二郎は直情径行型の性格で、… 続きを読む

「坂本龍馬」黒鉄ヒロシ

黒鉄ヒロシの「坂本龍馬」です。

前に読んだ2冊に比べると、
少々インパクトは少ない気がしました。
それは黒鉄ヒロシ氏が高知県出身で、
龍馬の大ファンだからでしょうか?
残念ながら他の龍馬作品の域は、
全く出ていないようです。

最初に黒鉄ヒロシの「新選組」を読んだなら、
新選組が嫌いになるでしょう
と、
以前の記事に書いたことがありますが、
今回の「坂本龍馬」を読んでも、
決して坂本龍馬を嫌いにならない。
そんな感じですかね。

■関連記事■
「幕末暗殺」黒鉄ヒロシ
 黒鉄ヒロシが描く幕末の暗殺事件。… 続きを読む

「新選組」黒鉄ヒロシ

前回の幕末暗殺と同じシリーズの「新選組」。

相変わらずのエグいタッチの絵で、
切腹や殺人をコミカルに書いております。

新選組をこれで知ったら嫌いになるでしょう。
でも本当はこんな感じだったんでしょうね。
おはよ~切腹ね~
みたいな切腹が日常の新選組が、
可笑しくも寒気がする作品となっています。

個人的に新選組は鳥羽伏見以降の方が好き。
敗者の美学続きを読む

「幕末暗殺」黒鉄ヒロシ

嫁さんが離乳食の本を借りに図書館に行くので、
一緒についていきました。
最近の図書館はマンガも豊富に置かれています。
何気なくマンガコーナーを見ていると、
「幕末」の文字が!

「幕末暗殺」黒鉄ヒロシ?・・・・
黒鉄ヒロシといえばテレビで見かける人だよね。
マンガ家とは知っていますが、
どんなマンガを描いてるのか知らない。
※ファンの方ごめんなさい。

とりあえず借りてみる。
うわ!こういうタッチの絵なんだ。
好き嫌いの分かれる絵ですね。
とはいえ、映画のようなコマ使い、
マンガでしか出来ない表現方法、
ところどころにちりばめられたギャグ。… 続きを読む

「SIDOOH/士道」高橋ツトム②

19巻まで読んでいた「SIDOOH/士道」。
続きの20~最終巻まで読みました。

ゲオでDVD借りようとしてたのですが、
漫画コーナーで見つけました。
最近は漫画もレンタルなんですね。
一冊70円(1週間)だそうです。
最終巻は25巻で20巻から借りて、
6冊で420円でした。
安いのか高いのかわかりませんが、
全部借りてみました。

前回はカプセルホテルのマンガコーナーに、
19巻まであったので読んでいます。
「SIDOOH/士道」高橋ツトム
19巻で死に掛けてた坂本龍馬は死亡。… 続きを読む