関所・番所」タグアーカイブ

青森県平川市 碇ヶ関宿跡/御関所跡

碇ヶ関弘前藩が設置した国境の口番所で、
本陣も備えた宿場町であった為に、
地域一帯が城下町の様だったとされ、
弘前城の出城のようなものでもありました。


平川市碇ヶ関周辺。緑の線が羽州街道
青でぼかした辺りが碇ヶ関宿跡。… 続きを読む

山口県山口市 野坂御番所跡

各藩の領地の境界には口留番所が設けられ、
領内出入や物資の取締が行われていました。
ご禁制の品を取り締まったり、
人や物の通行税を徴収しましたが、
各地の番所によってその厳しさは様々。
例えば仲の悪い藩同士であれば、
その取締りは厳しくもなるでしょうし、
反対に殆どスルーというものもありました。

通行には通行手形が必要でしたが、
伊勢参り等の寺社参拝では、… 続きを読む

青森県上北郡 馬門宿跡

藩境塚より1km程南西に進むと馬門の集落。
この集落に馬門宿がありました。
北側には盛岡藩と黒石藩の藩境があり、
南部家と津軽家は仲が悪かった為に、
厳しい検問があったようです。


馬門宿跡」。
ごく普通の集落といった感じで、
古い家屋もありません。


馬門御番所跡」。
藩境を越えるにはここで手形を見せて、
先程の藩境塚を通る必要があります。
厳しく取り締まられてとされますが、
吉田松陰続きを読む

島根県益田市 扇原関門跡

慶応2年に幕府第二次長州征伐を開始。
長州藩領に四方から侵攻します。
小倉口(福岡県)、芸州口(広島県)、
 大島口(周防大島)、石州口(島根県)。

絶体絶命の状況で幕府軍を迎え撃ちますが、
この戦いで長州藩は幕府軍に勝利。
そのひとつである石州口の戦い続きを読む