俵坂は佐賀藩と大村藩の藩境にあり、
佐賀藩側に俵坂口番所が設置され、
佐賀藩の支藩蓮池藩が管理していました。
「俵坂集落」。
俵坂口番所跡は俵坂集落にあります。
集落は何となく当時の雰囲気が残り、
良い感じに鄙びている様子。… 続きを読む
「関所・番所」タグアーカイブ
長崎県佐世保市 舳ノ峰番所跡
かつて平戸松浦家と大村家が、
勢力を争って戦を繰り広げていましたが、
お互いが平和的に境界を決定すべく、
天正14年(1586)に和議を行う事となり、
双方の代表者が舳ノ峰峠で落ち合い、
境界を決める会談を行いました。
そこで大村側は早岐までの領有を主張し、
松浦側は川棚までの領有を主張した為、… 続きを読む
福岡県朝倉郡 野町宿跡
野町宿は秋月街道の宿場町で、
秋月藩初代藩主黒田長興の命によって、
寛永13年(1636)に開かれました。
筑前国から筑後国に至る最後の宿場の為、
関所(番所)が南側入口に置かれました。
筑前町野町周辺。緑の線が街道筋で、
青でぼかした辺りが野町宿跡。
「野町宿跡」。… 続きを読む
滋賀県長浜市 柳瀬宿跡
北陸街道は木ノ本宿から、
塩津海道を通る脇道(木ノ芽道)と、
本道の栃ノ木道に分かれます。
木ノ本宿までは湖岸の平坦な道ですが、
これ以降は山地(刀根越え)となっており、
その難所の最初の宿場が柳瀬宿… 続きを読む
熊本県玉名郡 南関宿跡
南関宿は筑後国と肥後国の国境で、
関所や御番所が置かれた他に、
熊本藩の御茶屋が設置されており、
領内巡視や参勤交代の宿所となりました。
南関町関町周辺。緑の線が街道筋で、
青くぼかした辺りが南関宿跡。… 続きを読む