関所・番所」タグアーカイブ

福岡県みやま市 松風の関跡

松風の関筑後国肥後邦の国境で、
両国を結ぶ唯一の街道が通っていた場所。
※薩摩街道、豊前街道と呼ばれますが、
 当ブログでは薩摩街道としています。



松風の関跡」。
ネットでいくつか散見されるのは、
[幕府直轄の関所が置かれた]とのことですが、
色々と調べるとどうも違うみたいです。
南に南関という… 続きを読む

山口県熊毛郡 上関番所跡

上関御茶屋跡の隣にある上関番所跡


旧上関番所」。
御茶屋跡の西側にある番所跡。
通行船の取締を行うと共に、
運上金の徴収事務を行った施設跡で、
その建物が移築現存しています。
番所は始めは四代に置かれていましたが、
上関海峡が通行の中心となった為に、… 続きを読む

山口県熊毛郡 上関御茶屋跡

享保年間中頃まで長州藩主参勤交代は、
萩往還より三田尻に陸路に至った後、
海路で大坂まで進んで淀川を遡り、
伏見から陸路で進んでいました。
その海路の途中にあるのが上関海峡で、
その両岸(上関/室津)には往来する船が集まり、… 続きを読む

鹿児島県出水市 野間之関跡

野間之関薩摩藩三大関所のひとつで、
※他の二つは去川の関小川内の関
その峻厳さで全国に知られたという。
物資の密輸基督教一向宗の取締、
藩内の… 続きを読む

佐賀県嬉野市 俵坂番所跡

俵坂佐賀藩大村藩の藩境にあり、
佐賀藩側に俵坂口番所が設置され、
佐賀藩の支藩蓮池藩が管理していました。


俵坂集落」。
俵坂口番所跡は俵坂集落にあります。
集落は何となく当時の雰囲気が残り、
良い感じに鄙びている様子。… 続きを読む

長崎県佐世保市 舳ノ峰番所跡

かつて平戸松浦家大村家が、
勢力を争って戦を繰り広げていましたが、
お互いが平和的に境界を決定すべく、
天正14年(1586)に和議を行う事となり、
双方の代表者が舳ノ峰峠で落ち合い、
境界を決める会談を行いました。
そこで大村側は早岐までの領有を主張し、
松浦側は川棚までの領有を主張した為、… 続きを読む

福岡県朝倉郡 野町宿跡

野町宿秋月街道の宿場町で、
秋月藩初代藩主黒田長興の命によって、
寛永13年(1636)に開かれました。
筑前国から筑後国に至る最後の宿場の為、
関所(番所)が南側入口に置かれました。


筑前町野町周辺。緑の線が街道筋で、
青でぼかした辺りが野町宿跡。


野町宿跡」。… 続きを読む