柳河藩初代藩主立花宗茂の実父高橋紹運は、
岩屋城の戦いにおいて僅か7百余の兵力で、
2~5万の島津勢を相手に奮戦し、
半月もの間足止めさせています。
紹運以下の将兵は全員討死しますが、
島津勢の攻勢は鈍化してしまい、
島津家の九州制覇の野望は崩れ去りました。
「天叟寺」。… 続きを読む
「柳河藩」タグアーカイブ
福岡県みやま市 瀬高宿跡
瀬高宿は薩摩街道の宿場町。
九州の南北を繋ぐ交通の要衝で、
柳河藩の物資集積の中枢となった他、
鋳物、製瓦、和紙、製蝋等の職人や、
商人達が集まって町屋が形成され、
商工業が発展がしていたようです。
瀬高町上庄/下庄周辺。緑の線が街道筋で、
青でぼかした辺りが瀬高宿跡。
瀬高宿は… 続きを読む
福岡県糟屋郡 梅岳寺/立花道雪墓所
柳河藩初代立花宗茂の義父立花道雪。
大友家の雷神とも称される人物で、
戦では生涯無敗を誇った他、
義に篤く部下への配慮を欠かさず、
民を慈しむ希代の名将であったという。
その道雪は柳川城攻めの際に陣中で発病。
天正13年(1585)に死去しています。
遺言で甲冑を着せて… 続きを読む
東京都港区 青山霊園/立花種恭墓所
青山霊園の立山墓地に、
三池藩最後の藩主立花種恭の墓があります。
「貴族院議員従二位勲四等
子爵立花種恭之墓」。
三池藩9代藩主立花種恭の墓。
6代立花種周の五男立花種道の長男で、… 続きを読む
福岡県みやま市 雪峰山立花藩主墓所
柳河藩3代藩主立花鑑虎は隠居後、
集景亭を建設して余生を過ごしていますが、
※集景亭は後に会所、御花畠を経て、
現在は立花氏庭園となっています。
雪峰山に雪峰軒を建てて度々訪れたという。
冬の朝に別荘から眺める峰々に積もる雪が、
美しく素晴らしかった事に鑑虎は感動し、
死後はここに葬るように遺言した為、
その遺言に従って鑑虎は葬られました。… 続きを読む