台照院は柳川市西魚町にある日蓮宗寺院。
初めは法華寺と呼ばれていましたが、
2代藩主立花忠茂の実兄立花政俊が葬られ、
その法名から台照院と改称されました。
「本堂」。
文政11年(1828)建立の本堂。
天井に天女の絵が描かれているらしく、
とても美しいとのことです。
台照院墓地にある一際大きな墓石。
「台照院殿瑤雄日源宗繁大居士」。
立花内膳家初代立花政俊の墓。
政俊は三池藩藩祖立花直次の三男で、
島原の乱で甥の立花種長に代わり、
※三池藩2代藩主。
三池藩兵95名を指揮。
この功で2000石を拝領されますが、
半分の1000石のみを受け取り、
立花内膳家を創設しました。
島原の乱での活躍で創設された為か、
立花内膳家は代々[武]を重んじ、
「武の家」と称されています。
寛文4年(1664)に死去。
内膳家の以降の当主の墓所は、
大牟田市上内の法輪寺跡。
2~10代当主の墓碑が保存されています。
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