長崎に出張。
客先アポイントの時間より早く着いたので、
近くにあった出島跡に行ってみました。
「史跡 出島和蘭商館跡」。
訪問先と目と鼻の先にありました。
長崎市が約170億円の予算を掛け、
出島の復元事業を進めているとの事。
2050年を目標に完全復元するそうですが、
ずいぶんと気の長いお話ですね。
完成後はこんな感じになるようです。
出島内の町並み。いい雰囲気です。
平日なので人も少ないですね。
商館長宅「カピタン部屋」。
商館長(カピタン)の住まいと、
お客をもてなす場としての機能を持つ、
出島を代表する建物。
各館は入る事が出来ます。これはカピタン部屋。
カピタン部屋の一室。
洋風ですが床はタタミってのがいいですね。
壁の模様も可愛らしいです。
まだ、建設予定のスペースがあります。
奥は幕末~明治の建物。
15分の1に再現された出島もあります。
なぜかお賽銭が沢山投げられていました。
対岸の江戸町側から表門橋を渡りこの門で、
探番が出入りする人々を改めていたそうです。
表門から対岸を見たところ。
ここに橋をかける計画なのかな?
出島は「バドミントン伝来の地」らしいです。
そういえば僕は中学の頃、
バドミントン部の幽霊部員でした。
どうでもいい話ですね。
幕末に日本は開国した為、
出島は存在意義を失ってしまいます。
幕末の志士達もここを訪れるより、
グラバー邸の方に行っていたようです。
次回長崎に来る事があれば、
グラバー邸に行ってみようと思います。
中学の修学旅行以来だな・・・。
■関連記事■
・幕末朝鮮史
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・下関の人々は外国人に慣れていた
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・長崎日帰りバスツアー①
長崎への日帰りツアーに参加したときの記事。