以前から気になっていた幕末太陽傳。
日本映画史上最高傑作の一つらしいし、
石原裕次郎が高杉晋作を演じてるらしい。
古い映画でなかなか見つけられませんでした。
ところが最近出来たレンタル屋で見つけ、
早速借りてみました。
某頭、現代の(昭和32年当時)風景と共に、
品川の歴史をナレーション。
赤線とか16軒の特飲街とか、
今ではありえないような説明が良いですね。
佐平次(フランキー堺)がお大尽を装って、
遊郭旅籠相模屋で豪遊し、
居残りと称して長居を決め込みますが、
その左平次が色々と事件を解決し、
八面六臂の活躍をするというお話です。
その旅籠には高杉晋作らが逗留し、
英国公使館焼討ちを計画。
裕次郎は流石に一世を風靡した役者。
男前というわけではないと思いますが、
笑顔と喋り方が素敵ですね。
なんとなく涼やかな風が吹くような雰囲気。
意外に高杉晋作がハマってますね。
物語は「居残り佐平次」をベースに、
「品川心中」「三枚起請」「お見立て」等、
落語話をちりばめた喜劇。
これに英国公使館焼討事件を絡めています。
しかし驚く程の俳優さんが出てますね。
岡田真澄とか小林旭とか、
キャスト表見なければ若すぎて、
全くわかりません。
・・でも菅井きんは昔からおばあさんでした。
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池波正太郎「その男」を原作とする映画。
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桜田門外の変を題材にした映画。
・「幕末時そば伝」鯨統一郎
同じく幕末に落語を絡めた短編小説。