現在の亀山八幡宮の大鳥居は、
昭和8年に建てられたもので、
幕末当時のものではありません。
幕末当時の大鳥居は建て替えの際、
裏手に移築されて現在も残っています。
「車参道鳥居」。
亀山八幡宮北側の車参道の鳥居で、
江戸、明治期の大鳥居であったもの。
つまり、攘夷戦で欧米諸国が見ていたり、
幕末の志士が参拝の際にくぐった鳥居は、
この鳥居ということになります。
元治元年に撮影されたベアトの写真の鳥居も、
この車参道の鳥居です。
■関連記事■
・下関市中之町 亀山八幡宮
長門三宮。攘夷戦の際に砲台が置かれました。
・江戸から来た金さんの作った亀の甲せんべい
亀山八幡宮にあやかった幕末の菓子。
・高杉晋作ウォーク(唐戸周辺コース)①/②
高杉晋作ウォークに参加したときの記事。