板堂峠は周防国と長門国の境にある峠で、
萩往還中最高度の場所でした。
周辺はかつて銀が産出されていた為、
採銀作業の安全を祈願した御堂があり、
この御堂が板葺であったことから、
板堂峠と呼ばれるようになったという。


「板堂峠(県道)」。
県道62号山口旭線の山口市と萩市の境で、
広いスペースもあり車の駐車も可能。
道路の左右は萩往還に繋がっており、
写真左手前の道は板堂峠へ繋がっています。


板堂峠へは約130ｍ程度歩くと到達。
写真はその途中ですが、
実際の峠は少し整備されていました。
思ったより近いです。
※峠の写真は撮り忘れ。

県道沿いに戻って萩往還を萩側へ。

「北 長門國阿武郡
　南 周防国吉敷郡」。
周防国と長門国の国境碑。
こちらは90ｍ程度行くとあります。
周辺に銀山跡の間歩もあるようですが、
見付けられませんでした。

車で登って来ても遠いと感じますが、
昔の人は歩いて萩と山口を行き来しています。
とはいえ萩往還を歩く人は結構いるようで、
それ故にある程度の整備もされている模様。
訪問時も歩かれている年配の方はいましたが、
ホント元気だなぁと感心します。

■赤間関街道/萩往還の宿場町

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