板堂峠から約650m萩側に下ると、
「吉田松陰先生東送之碑」が設置されています。
「吉田松陰先生東送之碑」。
昭和58年に㈶松風会により建立されたもので、
その書は内閣総理大臣岸信介によるもの。
松陰は安政の大獄で江戸… 続きを読む
「難所」タグアーカイブ
山口県山口市 板堂峠
板堂峠は周防国と長門国の境にある峠で、
萩往還中最高度の場所でした。
周辺はかつて銀が産出されていた為、
採銀作業の安全を祈願した御堂があり、
この御堂が板葺であったことから、
板堂峠と呼ばれるようになったという。
「… 続きを読む
福岡県筑紫野市 三国坂/三国境石
原田宿より田代宿へ向かう際、
最初の難所となっていた三国坂。
筑前、筑後、肥前の三国の境で、
争いの絶えなかった場所でした。
この為に当事者間で協議が行われ、
三国の境には国境石を建立。
長崎街道をゆく人々が、… 続きを読む
長崎県佐世保市 峰坂
平戸往還の最大の難所ともされる峰坂。
「峰坂」。
急勾配が延々と続く坂道で、
現在は舗装されていますが、
往時はどうだったのでしょう?
訪問時は炎天下で倒れそうになりました。
長崎市は坂の町として勇名ですが、
佐世保市も劣らず坂の町です。
この峰坂以外も殆どが急な坂で、
ここで暮らす人々の足腰は、
いったいどうなっているのでしょうか?
一説には自転車… 続きを読む
栃木県那須郡/福島県白河市 境の明神
奥州街道の下野国と陸奥国の国境に、
それぞれ2社の境の明神が並立しています。
「下野国/陸奥国国境」。
国道294号線の栃木県と福島県の県境。
栃木県側からの撮影。
街道はこれより奥州に入ります。… 続きを読む
秋田県能代市 きみまち阪
きみまち阪は米代川に迫る険しい山で、
県立の自然公園となっている場所。
江戸時代以前はこの山があった為、
荷上場宿と小繋宿間に道が出来ず、
米代川を舟渡しで渡っていました。
とはい増水等で舟が出ない場合もあり、
その際は険しい山をよじ登って、
反対側に辿り着いていたようです。
この山の名称は荷上場側が郭公坂、… 続きを読む
山口県宇部市 割木松峠
西国街道の周防国/長門国の国境は、
割木松にある峠にありました。
江戸時代は令制国としての国境よりも、
藩境の方が重要ではありましたが、
地理区分として継続して用いられており、
重要な要素であったようです。
「周防長門… 続きを読む