平戸往還の最大の難所ともされる峰坂。
「峰坂」。
急勾配が延々と続く坂道で、
現在は舗装されていますが、
往時はどうだったのでしょう?
訪問時は炎天下で倒れそうになりました。
長崎市は坂の町として勇名ですが、
佐世保市も劣らず坂の町です。
この峰坂以外も殆どが急な坂で、
ここで暮らす人々の足腰は、
いったいどうなっているのでしょうか?
一説には自転車に乗れない人が多いとか。
そもそもこんなところで自転車は不要。
ただのお荷物になる事でしょう。
「旧平戸往還 峰の坂」碑。
坂の頂上付近にある標柱。
吉田松陰も平戸往還を通っていますが、
復路は船便で長崎に戻っていますので、
峰坂は通ったものの下りしか、
通行してはいない事となります。
松陰等の一般の旅人ならいざ知らず、
平戸藩の大名行列なんかは、
相当大変だった事でしょうね。
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