景福寺山にある尊攘志士松下鐵馬の墓。
「松下鐵馬高光之墓(左)」、
「松下よね之墓(右)」。
松下鐵馬は姫路藩尊攘志士で、
剣技や砲術に優れた人物だったという。
江戸や京都で尊皇攘夷運動を展開し、
羽林家千種家の家臣賀川肇殺害に関与。
首級を一橋慶喜の宿舎東本願寺に、
腕を千種邸と岩倉具視邸へ投げ込みました。
この罪で姫路藩に捕縛され、
甲子の獄で自刃を命じられています。
隣の墓は松下の妻のもの。
まだ沢山の志士らの墓があるようですが、
時期が悪く今回はここまで。
出来れば冬か春頃にもう一度、
気合を入れて苔掃したいものです。
■関連記事■
・兵庫県姫路市 姫路藩勤王志士終焉之地
姫路藩の勤皇志士が刑死した地。
・兵庫県姫路市 船場本徳寺
甲子の獄殉難者の慰霊墓。
・兵庫県姫路市 善導寺
姫路藩尊攘派の首魁河合惣兵衞の墓所。