①/②/③
つづき。
「英岳宗哲」。
３代藩主木下俊長の墓。
２代木下俊治の長男として生まれ、
父の死去に伴い家督を相続。
領内農民が治世中に逃散しており、
これを苦に自ら謹慎したとされ、
隠居して家督を長男木下俊量に譲りました。
「俊量廣哲」。
４代藩主木下俊量の墓。
父の隠居に伴い家督を相続し、
領内で治水事業等を行っています。
２２年の治世の後に死去。
子沢山だったようで、
彼の子が５代と７～９代藩主となり、
他家に多くの姫を嫁がせました。
「温厚操儉」。
５代藩主木下俊在の墓。
４代俊量の六男として生まれ、
父の死去に伴い家督を相続しますが、
僅か２年後に病死しています。
「圓應淨覺」。
６代藩主木下俊保の墓。
３代俊長の四男として生まれ、
分家の旗本木下家の家督を継ぎましたが、
５代俊在の早世により末期養子となり、
その家督を相続しました。
治世では享保の飢饉で被害を受け、
藩の財政が悪化。
幕府からの借用金や藩札発行を行い、
これに対応していますが、
７年の治世で早逝しています。
「鐵山梁舩」。
７代藩主木下俊監の墓。
４代俊量の庶子だったようで、
６代俊保の養嗣子となり、
養父の死去に伴い家督を相続しますが、
僅か３年で病死しています。
つづく。
①/②/③
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