津和野といえば「太皷谷稲成神社」。
日本五大稲荷のひとつとされ、
全国各地「お稲荷さん」の中で唯一、
いなりを「稲成」と表記します。
「大鳥居」。
太皷谷稲成神社は7代藩主亀井矩貞が、
領民安寧の為に伏見稲荷から勧請を受け、
津和野城の鬼門に創建した事に始まります。
庶民は参拝出来なかったようですが、
廃藩後は参拝できるようになり、
中国地方有数の稲荷神社となりました。
「千本鳥居」。
本当に約1000本あるようです。
伏見稲荷大社が約800本なので、
※稲荷山全体では約1万本という。
その長さに驚きます。
遠い・・長い・・しんどい・・(笑)。
「本殿」。
千本鳥居を登りきると現れる本殿。
賽銭の変わりに油揚げをお供えします。
油揚げは買うので一緒なんですが。
キツネの好物が油揚げである事が、
油揚げをお供えする理由なんですが、
キツネって油揚げを食べるんでしょうか?
ちなみにウサギはニンジンを、
あまり食べないらしい。
境内から望む津和野の町並み。
ほとんどの家の瓦が石州瓦です。
参拝を終えて千本鳥居を降ります。
登るのは大変ですが降りるのは楽ですね。
「美松食堂」。
黒いいなり寿司が有名です。
「いなり寿し」。
買って帰りました。黒いいなり。
濃そうですが程よい酸味と甘さが特徴で、
人気があるのもわかりますね。
次回は森鴎外&西周旧宅へ行きます。
■関連記事■
・島根県鹿足郡 亀井家墓所
津和野藩主亀井家の墓所。
・島根県鹿足郡 津和野城跡
津和野藩の藩庁である津和野城の跡。
・長門市 元乃隅稲成神社
太皷谷稲成の分社。