ちょっとした事ですが・・。

ネットで適当に検索していると、こんな質問をみつけました。

小説やマンガなどに登場する高杉像に憧れています。
脚色されていることがあるかと思い、自分なりに史実を追ってみました。

自分なりに調べた結果、今まで知っていた晋作とはかけはなれた、
あまりパッとしない人物のように思えました。
長州が大変な時期になると、イヤなことから逃げるように脱藩したり、
大事な時期に活躍していなかったり。。。
奇想天外な行動力でカリスマ的に登りつめた印象があったのですが、
家柄で登用されていたに過ぎない感じもしました。
最後の最後、騎兵隊をちょいとまとめて、数回戦に勝ったぐらいしか
目立った活躍はないように思えます。
はたしてどれほど維新に貢献したのでしょうか?

そこで疑問に思ったのは、なぜ高杉はここまで評価されているのか。
また、自分が知っているイメージを払拭する史実があれば教えてほしいです。
坂本龍馬は、司馬遼によって一気に知名度を上げましたが、高杉はどのように
知名度を上げたのでしょうか?
舎弟である、伊藤や井上、山縣辺りが誇張して広めたのでしょうか?

こういう考えの人もいるとはちょっとびっくり。
この質問に回答した人や、質問主の後のやり取りでは、長州の人間だから有名になった。功績は奇兵隊を作ったことだけ(でも実際運用したのは山縣や村田)、
功山寺(回天)挙兵も藩内の小さなクーデター、木戸、久坂、周布、村田の功績からするとたいしたことがない。・・とまとまっていました。

う~ん。考え方は人それぞれですケド・・・。
反論したいところ盛りだくさんでしたが、その質問箱も解決済になってましたし、このもやもやした気分を自分のブログで晴らさせてもらいます。

長州が大変な時期になると、イヤなことから逃げるように脱藩したり、
何を調べて「イヤなことから逃げるように脱藩した」と言ってるんでしょうねぇ。
この人のいう長州が大変な時期は、たぶん「八月十八日の政変~禁門の変」のあたりだと思います。
晋作は撰鋒隊の進発を止める為、総督来島又兵衛を説得に行きますが、説得できず、京の同志を説得or参加の為、脱藩して京へ向かいました。
大事な時期に活躍していなかったり。。。
ここでいう大事な時期とは禁門の変でしょうが、晋作は脱藩の罪で野山獄にいますし、ここで活躍=戦死では、その後の活躍も無かったでしょう。
奇想天外な行動力でカリスマ的に登りつめた印象があったのですが、家柄で登用されていたに過ぎない感じもしました。
家柄で登用?どこで?どんな役職を?晋作は上士とはいえずっと書生でした。
死の間際に、書生の状態で死なすのはかわいそうだと、藩主は谷家を興させたくらいです。また高杉家も上士とはいえ中途半端なレベルです。
他の志士に比べて位が高かっただけですね。
奇兵隊の総督も発案者だから当たり前、四カ国との交渉も高杉以外考えられないでしょう。
小倉口の戦いも同様ですね。
それよりもクーデターを起した張本人が権力の座を簡単に明け渡すという事が、
常人には真似できないところです。
そしてその家柄の元となる藩を、6回も脱藩しているんですよね。
最後の最後、騎兵隊をちょいとまとめて、数回戦に勝ったぐらいしか目立った活躍はないように思えます。
質問者は功山寺(回天)挙兵も藩内の小さなクーデターと位置付けていますが、当時、長州藩は勤皇の総本山。ここが佐幕藩に成り下がれば、どういう結果になっていたか?
それと数回戦に勝ったくらいってなんでしょうね。
古代中華では、項羽は100回の戦に勝利し、劉邦は負け続け、最後の1回に勝利しました。
1回の戦がどれほど重要な事なのがわかってないですね。
はたしてどれほど維新に貢献したのでしょうか?
貢献でいえば、奇兵隊という平等の発想。
勤皇の総本山長州を倒幕に向かわせた事。
それに彦島を植民地にさせなかった事
でも、人の評価って貢献だけでしょうかね?

そこで疑問に思ったのは、なぜ高杉はここまで評価されているのか。
また、自分が知っているイメージを払拭する史実があれば教えてほしいです。
坂本龍馬は、司馬遼によって一気に知名度を上げましたが、高杉はどのように
知名度を上げたのでしょうか?
舎弟である、伊藤や井上、山縣辺りが誇張して広めたのでしょうか?

伊藤や山縣はどっちかって言うと、晋作の死後は「俺のほうがすごいぜ」ってタイプ。
僕は、晋作はまだまだ評価が低く、まだまだ知名度が低いと思います。
質問者のような考えの人は、下関にも結構います(特に役人!!)。
人それぞれですからね。評価しない人は何言っても評価しないと思いますが・・・。

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