薩摩藩」タグアーカイブ

鹿児島県鹿屋市 花岡島津家墓所

花岡の集落より南東の高台を上ると、
花岡島津家墓所のある真如院跡があります。
享保9年(1724)に薩摩藩3代藩主島津綱貴は、
三男島津久儔大姶良郷より6000石を与え、
花岡島津家を創設。
久儔は木谷村と… 続きを読む

鹿児島県肝属郡 道隆寺跡

道隆寺は肝付町新富にあった臨済宗寺院。
南宋の僧蘭渓道隆が開山したとされ、
領主だった肝付家の菩提寺となりました。
明治初頭に廃仏毀釈で廃寺となりますが、
後に有志や土地所有者が整備し、
石塔類の発掘復元続きを読む

鹿児島県曽於郡 大崎地頭仮屋跡

大崎志布志高山の中間地点にあり、
北郷氏新納氏肝付氏が奪い合った地。
最終的に島津家が肝付氏を降伏させ、
大崎は島津家の所領となっており、
比志島国守が初代地頭として赴任しました。… 続きを読む

鹿児島県串良市 串良地頭仮屋跡

串良麓はかつては串良院と呼ばれ、
島津家肝付家が争っていた場所。
天正4年(1576)に島津家の領地となると、
島津忠長(宮之城家2代)に与えられました。
慶長4年(1599)には直轄地へと変わり、
藩は地頭を派遣して地頭仮屋を建設。
天明4年(1784)には困窮した甑島の郷士が、… 続きを読む

鹿児島県志布志市 即心院跡/島津氏久墓所

島津氏久は5代当主島津貞久の四男で、
島津宗家6代当主及び奥州家初代当主。
嫡嗣であった島津宗久が早世した為、
貞久は三男島津師久薩摩守護職を、
四男の氏久に大隅守護職を譲り、
自らの所領を分割統治させます。… 続きを読む

鹿児島県志布志市 志布志地頭仮屋跡

志布志麓は大規模な薩摩藩外城
その地頭仮屋志布志御仮屋です。
藩より地頭が派遣されて行政を担い、
高鍋藩との藩境に位置していた為、
特に重要な拠点であったようで、
藩内で大之郷に位置付けられていました。… 続きを読む