佐志郷は佐志島津家が領した外城。
佐志島津家の石高は3000石とされ、
御仮屋を中心に麓が形成されていました。
「佐志島津家御仮屋跡」。
佐志島津家の御仮屋跡は、
佐志交流館や佐志小学校のある辺り。
石垣が遺構に残る程度です。
中世の佐志郷は伊佐郡祁答院に含まれ、
祁答院氏によって治められていました。
江戸時代に入ると宮之城島津家領となり、
3代当主島津久元の妻御下に与えられ、
後に佐志島津家が興されてこれを相続。
以後は佐志島津家領として続きました。
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