八重の桜の時間は僕のTVの時間ですが、
その後は嫁さんのTVの時間になります。
嫁さんは「半沢直樹」を見てますが、
僕も話題になっているということもあり、
便乗して先々週あたりから見てました。
上司に「倍返し」するとか、
確かに痛快なドラマでした。
・・・が、ラストは最悪・・・。
賛否両論あると思いますが、
僕は否です。
やれやれまたか・・。と、思いました。
物語って必ず見るものに、
何らかの教訓を与えるものですよね。
このドラマの教訓って??
「出る杭はいつか必ず打たれる」
「上に逆らうと最後はこうなる」
・・って事?
今、現実では不況から経済を好転させる為、
皆が頑張ろうとする時期じゃないですか?
皆が働く人の応援歌だと思って見てたはず。
頑張ろうと思えた人もいたはず。
それがあの結末・・・。
どれだけ社会に与える影響があるのか、
TV局はわかってるのかな?
これだから日本のドラマはダメなんですよ。
衝撃のラストって衝撃でもなんでもない。
予想できる最低の結末を選んだだけですね。
頭取に呼ばれて部長昇進じゃないかと、
視聴者に思わせる感じにして、
半沢は廊下を歩いて行きますが、
そのシーンの時、嫁さんと話してました。
「出向させられるんじゃないの?」
「そんな安っぽいオチしないやろ?」
「あれ??」
「・・・後味悪~」
・・って感じでしたね。
フランス映画気取ってるのでしょうかね?
続編への期待を持たせるためでしょうかね?
続編って最低でも半年先でしょ?
見ていただいたサラリーマンの皆様に、
半年も変な教訓抱かせるの?
アホくさい・・。
続編に期待を持たせる為だとか、
ツァイガルニク効果だとか、
コラムニストがしたり顔で言ってますが、
視聴率にとらわれた商売的なことばかり。
100歩譲って出向のラストもいいでしょう。
けどね。
頭取に出向命じられて睨んで終わり。
じゃなくて・・・
流行語になりそうな決め台詞あるんだから、
「出向いたします。
けれど覚えていてください。
やられたらやり返す。倍返しだ!」
で、締めくくれば、
なんぼかマシでしょうね。
・・幕末に全く関係ないお話ですが、
どうしても嫌な気分になったので・・。
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