高杉晋作まとめ」カテゴリーアーカイブ

高杉晋作漫画考

高杉晋作はあまり漫画の主役になりません。
個人的な意見で同調できないかもですが、
晋作は赤レンジャーではなく、
青レンジャーだからではないでしょうか?
なんのこっちゃといった感じでしょうが、
要はかっこよすぎるからです。
主役はあまりかっこよすぎてもいけない。
熱血漢で愛嬌があり、時には苦悩し、
人間的な弱さが垣間見られて、
数々の人々との出会いと別れで成長を遂げる。
そして最後に偉業を成し遂げる。
こういうのが主役として理想なのでしょうね。
幕末では坂本龍馬がちょうどいい。… 続きを読む

「百花春風抄」朔田浩美②

/②

幕末漫画についてうだうだ言い過ぎて、
本題に入れなかったので続きです。

少女漫画・・というか、
女流の漫画家の描くヒーローってのは、
「こんな奴いねえよ!!」
って言いたくなる程全てが男前です。
この百花春風抄の主人公高杉晋作も、
御多分に漏れず超男前です。
歴史を知らない人が読んだら、
たぶん「こんな奴いねえよ!」でしょう。

でも実際の晋作はこんな奴です。
そうだよな・・。
高杉晋作ってのはこんな奴なんだよな。
女性に人気があるって理由、… 続きを読む

「百花春風抄」朔田浩美1

①/

何度か見かけて気になっていたんですが、
東行庵に売ってたので買っちゃいました。
高杉晋作が主人公の漫画です。

基本的に幕末モノ漫画というのは、
誇張されたり、歴史誤認があったり、
パロディがあったりで、
鼻につくものが多いので、
やはり好き嫌いがはっきりします。

物語なので誇張はある程度仕方ない。
たとえば新撰組隊士一人で、
10人と斬りあって勝つとか。
たとえば偶然に重要人物にばったり会うとか。
これは当然アリだと思います。… 続きを読む

市立東行記念館で晋作の遺品を展示

4月14日 
市立東行記念館で晋作の遺品が、
4年ぶりに展示されるらしい。
晋作のご子孫が下関に寄贈したことで、
これが実現したそうです。

最高裁にまでもつれ込んだ一連の争いも決着?
色々双方の言い分もあるんでしょうが、
遺品を取り合うという悲しい争いでしたね。

晋作の魅力の一つは無欲であるってことです。
私兵(正確には違う)である奇兵隊続きを読む

下関市丸山町 日和山公園

下関の日和山上水場脇にある日和山公園に、
[高杉晋作の陶像]が立っています。

この像は本来は銅像でしたが、
昭和18年12月24日の金属供出で、
失われてしまったそうです 。

現在の陶像は2代目の像で、
備前伊部焼伊勢崎陽山の窯で、
約半年間を掛けて製作されたもので、… 続きを読む

山口県萩市 高杉晋作誕生地

はじめて行ったのですが、
何か感動があったかというと、
別にそうでもありません。

当たり前と言えば当たり前で、
すごく大きな屋敷でも、
すごく古い屋敷でもなく、
ましてや変わった家でもなく、
単なる小さな武家屋敷。

実は高杉邸に行く前に、
青木周弼旧宅、木戸孝允旧宅、
旧久保田家住宅と廻ってきたので、
他の屋敷は入れたのですが、
高杉邸は覗くだけ・・
100円支払って覗いてみました。

ここは他と違い萩市の管理でなく、
個人所有ということで、
同じように見てはいけませんね 。

でも感動がないとか言いつつ、
ひとつだけありました。… 続きを読む