高杉晋作まとめ」カテゴリーアーカイブ

井上馨 ~高杉晋作との関係

井上馨について・・・
井上馨(幕末時は志道聞多、井上聞多)は、
長州藩閥の重鎮にして汚職大魔王
汚職まみれとはいえ財務の才能はピカ1で、
新政府のつたない財政を切り盛りし、
日本を西洋列強の一員にのし上げた功績は、
とても大きいでしょう。

この井上馨(以下聞多)と、
高杉晋作とはどんな関係だったのしょう?

井上は大組百石井上家の次男に生まれます。… 続きを読む

伊藤博文 ~高杉晋作との関係

伊藤博文について。
千円札(C号券)にもなった初代内閣総理大臣
一般には高杉晋作舎弟のような印象ですが、
実際はどうだったのでしょう?

伊藤博文は天保12年に、
周防の百姓林十蔵の長男として生まれ、
幼名は利助といいました。
父十蔵が… 続きを読む

講演会 高杉晋作と下関

市報に小さく告知されてたので、
興味があって行って見ました。

奇兵隊結成150年 特別講演会
「高杉晋作と下関」
講師は平松資朗氏で、
下関観光ガイドの会前会長さんです。

観光ガイドをしている方らしく、
とてもわかりやすい講演でした。
講演を聞いて知らなかったこともあって、
来て良かったです。

面白い逸話とかも色々聞けたので、
随時ご紹介しますね。

■関連記事■
高杉晋作ウオーク(紅葉の東行庵、吉田)①
 平松資朗氏の案内で吉田・東行庵を巡る。 … 続きを読む

谷梅処

司馬遼太郎という作家は恐ろしい作家です。
彼の作品が歴史上の人物のイメージを決定し、
それが世間の評価となっていると云っても、
けして過言ではありません。

坂本龍馬が幕末の一大英雄になったのも、
[竜馬がゆく]のおかげでしょう。
彼はそれまでマイナーな人物でしたが、
この作品によって幕末の主役となりました。

歴史の認知度において司馬の功績は、
計り知れないものがあります。
しかし反対に罪を生むこともありました。
司馬が悪いわけではありませんが、
彼の作品はあくまで小説。… 続きを読む

高杉晋作の像について・・・

高杉晋作の像は僕の知るかぎり8体あります。
今度は東行庵新しい銅像が建つそうですが、
どんな銅像になるのでしょう?

像はたくさんの方が関わって建てられるので、
似てないとか違うとか言ってはいけませんが、
人間ですので何かを思うのは仕方ない事。
新しい銅像を楽しみにしつつ、
現在の8体の晋作像を批評してみます。

まずは日和山の一番有名な陶像から。

大きくてポーズも重厚感があります。
顔も男前で険しい表情には惚れ惚れします。
しかし写真の晋作には似ていない。
また銅像ではなく陶像というのが残念。… 続きを読む

山口県萩市 芳和荘/野山・岩倉獄

仕事でに行きました。
同じ県内とはいえ下関はかなり離れており、
宿泊する事になりました。
宿は知る人ぞ知る「旅館 芳和荘」。

一緒に萩に行く会社の同僚が、
ビジネスホテルが空いてなかったからと、
よくわからずに予約したようです。

この旅館は、築100年以上の元遊郭
残念ながら幕末までは届きませんが、… 続きを読む

雅とうの

晋作の愛人と言えば妾の[おうの]。

うの(谷梅処)
色々な本やネットを見ても、
大概が晋作はおうのを愛したとされており、
晋作は家柄の良い井上家の雅を妻とし、
 愛人のうのを愛した
と書かれていたりします。


高杉雅
でもちょっと考えてみましょう。
雅とうの。どう違うの?
雅が不細工で駄目妻って訳でもない。
萩一の美人で有名だったらしいですし、… 続きを読む