昔[カメレオン]というヤンキー漫画があった。
チンチクリンでヘタレな主人公が、
高校でヤンキーとしてデビューし、
強運とハッタリでピンチを切り抜け、
勝手にカリスマヤンキーとなっていく話。
主人公ヤザワはゲスでヘタレなのですが、
名のある不良らと対立しながらも、
強運とハッタリで相手が屈服してしまう。
単純にギャグ漫画として面白い作品でした。
さて、この「ばくだん!~幕末男子~」は、… 続きを読む
昔[カメレオン]というヤンキー漫画があった。
チンチクリンでヘタレな主人公が、
高校でヤンキーとしてデビューし、
強運とハッタリでピンチを切り抜け、
勝手にカリスマヤンキーとなっていく話。
主人公ヤザワはゲスでヘタレなのですが、
名のある不良らと対立しながらも、
強運とハッタリで相手が屈服してしまう。
単純にギャグ漫画として面白い作品でした。
さて、この「ばくだん!~幕末男子~」は、… 続きを読む
中西君尾を描いた「勤王芸者」。
明治43年に小川煙村が著した小説で、
女性を描いた作品は当時は殆どありません。
今回ちょっと読んでみようと思うのですが、
昔の文章を読むのはちょっと骨が折れる。
とりあえずざっと読んで、
それから何度も読み返します。
京都の魚品という長州藩贔屓の貸座敷。
高杉晋作は怖いもの知らずでしたが、
情けに厚く遊び上手、
小りかという芸者を贔屓にしていて、… 続きを読む
泉十郎(野々村勘九郎)。
長府藩士で長府報国隊の総督だった人物。
今回読んだのはその泉十郎の小説です。
「柿の実の落つ時」。
長府藩は長州藩の支藩として知られますが、
支藩は宗家が分家に所領を分与して、
幕府の許可を得て立藩させた藩の事。
それとは別に仙台藩伊達家と、… 続きを読む
下関から松本への道中に読んだ本。
久々の古川薫作品で幕末短編集です。
「雪に舞う剣」。
春雪の門。
憎まれ役を買って出た藩勘定方の自刃を、
3人の娘が守るお話。
幕末より少し前のお話で、
女の強さと若者の愚かさが感じられました。
玉かんざし。
島田虎之助を主人公とした珍しい作品。
幕末三剣士島田虎之助の最期を描き、
君子の剣、清廉潔白を説く島田の罪悪感が、
島田の命を縮める。
ちなみに勝海舟も島田虎之助の弟子。… 続きを読む
「真田丸」。
今週初めて観ました。
幼児と暮らしていると、
TVもなかなかちゃんと観れません。
日曜の8時から45分だけは、
完全に嫁さんに子供を任せ、
「花燃ゆ」に集中する事約1年間。
地獄の日々でした。
そんな地獄から開放されて、
気楽に大河を見れるなと思いつつ、
史跡も近場しか行けない状況からも、
だんだんと開放されたので、
最近は日曜8時に家にいる事も少なく、
今週初めて真田丸を観ました。
で、感想ですが、… 続きを読む
中山忠光の死に疑問を持った新聞記者が、
暗殺に長府藩が関与したと考え、
毛利家を強請ろうとその謎を調べ始める。
史実を基に架空の登場人物が、
暗殺事件の真相に挑むサスペンス。
事件を調べる主人公は悪徳新聞を発行し、
有力者から金を巻き上げるヤクザな記者。
彼は架空の登場人物なのですが、
出会った郷土史研究家… 続きを読む
さてさて、そんな問題だらけの台本で被害を受けたのは俳優陣です。
大河ドラマですので出演者は蒼々たるメンバー。役者だけではドラマは作れない・・当たり前の事ですが、「花燃ゆ」で改めてそう感じました。
●一番の被害者は、主演の井上真央なのではないでしょうか?
子役から活躍し、演技には定評のある彼女ですが、脚本家4名がそれぞれ描く文(美和)像がバラバラで、四重人格者を演じねばなりませんでした。「至誠」をお題目に、何でもかんでも乗り切る茶番劇を演じさせられ、挙句の果てに脚本の変更のせいで防府市が怒った件で、彼女一人が事実上の謝罪として防府に行ったというヒドイ話・・・。
でも、なぜか50話見ていて彼女にイラっと来たことがありませんでした。かわいそうという気持ちがあったからか?それとも… 続きを読む