徳川慶喜」タグアーカイブ

東京都台東区 谷中霊園/徳川慶喜墓所

谷中霊園へ初訪問。
政府は朱引内の埋葬を禁止し、
明治7年に墓地取扱規則を制定します。
これを受け東京府が8ヶ所に墓地を開設。
そのひとつが谷中墓地でした。
元々は天王寺の寺域の境内でしたが、
その一部が没収されて墓域に充てられ、
天王寺の墓域や寛永寺続きを読む

京都府京都市 二条城

二条城関ヶ原で勝利した徳川家康が、
上洛時の在所として築城した城。
それ以前にも二条には城が数度築かれ、
京都における重要拠点となっています。
最初は足利尊氏によって建てられた居城で、
3代足利義満まで使用されました。
2度目は13代足利義輝が築城した居城で、
3度目は織田信長続きを読む

大坂城開城と地雷火の爆発

江戸城無血開城っていうけれど、
徳川慶喜が敵前逃亡した大坂城の場合、
無血開城とは言いません。

慶喜の逃亡を知った旧幕府軍は、
大坂城から退去したわけですが、
血が流れなかったかといえばそうでない。
退去の際に放火して自刃した兵がいたようで、
遺体は城外に葬られて碑が残っています。
※記事はこちら
そうして大阪城は開城されたわけですが、
新政府軍は入城せずに城を取り囲んだまま。
大坂城下に… 続きを読む

大阪府大阪市 大坂城跡

大阪城は大阪府(市)のランドマーク
大阪をイメージしたイラストには、
通天閣太陽の塔等と共に描かれます。
たこ焼き食い倒れ人形タイガース
ビリケングリコ等、
ごちゃごちゃっと入った絵は、… 続きを読む

「正妻 慶喜と美賀子」林真理子

再来年の大河が「西郷どん」ということで、
原作者林真理子の歴史認識がどんなものか、
その著書を読んでみました。


不倫ダイエットなどのイメージでしたが、
そういう人が西郷隆盛を書くの?と、
とても不思議でしたが、
どうも幕末の小説を書いているらしいので、
調べてみるとこの作品でした。

一条家の娘が疱瘡に掛かってしまった為、
今出川家続きを読む

「最後の将軍」司馬遼太郎

司馬遼の「最後の将軍」を読みました。

徳川幕府第15代将軍徳川慶喜のお話。
慶喜に良い印象持ってなかったのですが、
この本を読んで・・・
あんまりイメージ変わらないか・・(笑)。

幕末は下級武士たちの物語が多く、
殿様方にスポット当たりにくいのですが、
実際には江戸時代は殿様がエライのです!
※あたりまえか・・

面白いのは慶喜を志士や公家らが英雄視し、
慶喜さえ将軍になったならば・・。
と、救世主のように見ていたということ。
本人は一部の人間しか知らないのに、
噂でカリスマが出来上がってしまう。
現代にも通じるものがありますね。
実際には人ひとり変わったくらいで、… 続きを読む