出張で山口県光市に行きました。
仕事が終わり夕方にホテルに行く途中、
室積の光峨眉山護国神社に寄ってみます。
光市室積周辺(光峨眉山護国神社の場所)
象鼻ケ岬という文字通り象の鼻のような岬。
光中学校を越えると駐車場があり、
そこからは歩いて行かなければなりません。
遊歩道には八十八体の石仏が、
等間隔に置かれています。
遊歩道の途中に分かれ道があり、
橋を渡ると鳥居があって、
その先が参道となっています。
階段を登ると遊撃軍と彫られた鳥居があり、
その先に招魂墓が並んでいました。
奥に本殿があります。
「本殿」。
主祭神は来島又兵衛命。
明治3年に遊撃隊元総督早川渡をはじめ、
遊撃隊元隊士らによって創建されています。
禁門の変、幕長戦争、鳥羽伏見等、
遊撃隊士の戦死者を祀っていましたが、
後に地元出身の英霊も合祀されました。
左右に2列招魂墓が並びますが、
遊撃隊の戦死者は後列となっており、
前列は地元の英霊のものとなっています。
「来嶋又兵衛源政久神霊」。
右手後列本殿側が来島の墓碑。
ここは県で最後に創建された招魂場とされ、
後に光峨眉山護国神社となってからも、
昭和60年代まで英霊を合祀していました。
■関連記事■
・山口県山口市 朝日山招魂社
八幡隊によって創建された招魂社。
・山口県熊毛郡 麻郷護国神社
上関宰判によって創建された招魂社。
・山口県下松市 下松護国神社
都濃宰判によって創建された招魂社。