85代仲恭天皇の九条陵の手前に、
長州藩将兵の墓所があります。
「鳥羽伏見防長殉難士墓所」。
この場所を墓地としたのは、
長州藩が本陣とした東福寺に近い為。
現在の墓碑が建立されたのは、
明治33年の33回忌だったとのこと。
被葬者は以下48名ですが、
鳥羽伏見の戦い以外の死者も含まれます。
藤村英次郎… 続きを読む
「招魂社・招魂場」タグアーカイブ
長崎県長崎市 佐古招魂社
長崎市西児島の小高い場所に、
佐古招魂社があります。
唐人屋敷跡より上へ登った辺りで、
そこは長崎湾が一望できる場所。
早朝よりこの小高い場所へ。
佐古招魂社への入口は、
仁田佐古地区ふれあいセンター近く。
階段脇には石標が設置してあり、
佐古招魂社の説明文が刻まれています。
石段を登ると右手に門が現れますが、
残念ながら門は閉ざされていました。… 続きを読む
鹿児島県日置市 永吉招魂碑
永吉小学校の北側にある稲荷山に、
西南戦争での戦死及び戦病死者を祀る為、
明治12年に招魂碑が建立されています。
「招魂碑(左)」、
「日清日露戦役忠魂碑(中央)」、
「日華事変太平洋戦争戦歿者慰霊碑(右)」。
西南戦争の戦死者の招魂碑と、
日清日露戦役… 続きを読む
山口県美祢市 丸山招魂場
丸山招魂場は美祢市伊佐町の丸山にあり、
伊佐周辺出身の戦死者を招魂しています。
「丸山招魂場」。
丸山招魂場の設立時期は不明ながら、
禁門の変から大東亜戦争まで、
伊佐周辺の戦死者の招魂墓が並びます。
その数は正確に数えていませんが、
ざっと見て200柱以上はある模様。
半数は大東亜戦争の戦死者でした。
幕末~西南戦争… 続きを読む
兵庫県朝来市 山口護国神社
文久3年10月。
平野国臣や河上弥市らは天誅組の変に呼応し、
澤宣嘉を擁して生野で挙兵しました。
同月12日未明に彼らは生野代官所を占拠。
彼らは農民に呼び掛けて兵を募ると、
たちまち2000人が集結します。
しかし幕府側の対応は素早く、
出石藩… 続きを読む
長崎県大村市 大村護國神社
大村藩4代藩主大村純長は、
徳川家歴代将軍を祀る神社として、
円融寺という天台宗の寺院を創建。
この寺が幕末に廃寺となって、
戊辰戦争戦没者を祀る招魂社が建てられ、
後に大村護國神社と改めました。… 続きを読む
下関市清末 清末護国神社(再訪)
清末八幡宮に隣接する清末護国神社は、
明治13年に清末藩の歴代藩主を祀る為に、
清栄神社として創建され、
後に国事に殉じた77柱を合祀して、
清末護国神社と改称したもの。
「清末御國神社」。
初代藩主や歴代藩主を祀る神社は、
明治初期に各地に創建されますが、
清末にも藩主を祀る神社が建てられました。
これに清末藩の戦死者も合祀され、
招魂社として護国神社となっています。… 続きを読む